国際共同教育の実施

本歯学研究科では,2012年に世界に先駆けて「アジア歯学ダブル・ディグリープログラム」を設置し,現在このプログラムを,中国の北京大学,四川大学,天津医科大学および韓国のソウル大学,全南大学と実施しています。また,ジョイント・ディグリープログラムやジョイントリ・スーパーバイズド・ディグリープログラムの設置に向け,海外連携校と協議を進めています。さらに,本歯学研究科では,授業を全て英語で行う大学院博士コース:FGL(Future Global Leadership)プログラム(Interface Oral Health Science Course)や,研究ベースの自然科学系短期共同研究留学生留学プログラム(COLABS)なども実施しています。

《ダブル・ディグリー(DD)プログラム》

平成22年に文部科学省が公表した「我が国の大学と外国の大学間におけるダブル・ディグリー等,組織的・継続的な教育連携関係の構築に関するガイドライン」の中で,「我が国と外国の大学が,教育課程の実施や単位互換等について協議し,双方の大学がそれぞれ学位を授与するプログラム」と定義されています。このプログラムに進んだ東北大学あるいは海外連携校の学生は,東北大学と海外連携校の二つの大学に所属し,両校の大学院生として国内(東北大学)および国外(海外連携校)で学習・研究を行い,修了した時点で両校から博士の学位が授与されます。

《ジョイント・ディグリー(JD)プログラム》

平成22年に文部科学省が公表した「我が国の大学と外国の大学間におけるダブル・ディグリー等,組織的・継続的な教育連携関係の構築に関するガイドライン」の中で,「連携する大学間で開設された単一の共同の教育プログラムを学生が修了した際に,当該連携する複数の大学が共同で単一の学位を授与するプログラム」と定義されています。このプログラムに進んだ東北大学あるいは海外連携校の学生は,所定のプログラムを修了すると,東北大学と海外連携校の連名による学位が授与されます。

Pagetop