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口腔障害科学分野

分野の紹介

口腔障害科学分野は、顎口腔システムの正常な形態と機能および成長発育と、これらの異常により生ずる障害とその改善に関する研究を行う臨床歯学の一分野です。

病院歯科部門においては、唇顎口蓋裂などの顎顔面部先天異常に起因する咬合異常や顎変形症を主な治療対象とし、院内外の他科と連携したチーム医療を実践しています。

当分野の診療部門である咬合機能成育室は、公益社団法人日本矯正歯科学会が指定する認定医・指導医養成機関として、矯正歯科の卒後専門教育を実施しています。

教員構成

  • 五十嵐 薫教授:五十嵐 薫

主な研究テーマ

  • 効率的な歯科矯正治療に関する研究
  • 唇顎口蓋裂などの顎顔面部先天異常の診断と治療に関する研究
  • 破骨細胞形成における免疫系細胞の役割に関する研究
  • 抗炎症作用と骨形成作用を併せ持つ新規ビスフォスフォネートの開発
  • 咀嚼習慣が糖代謝機構に与える影響に関する研究
  • 生体に優しい形状記憶合金の開発

最近の業績

  1. Kanzaki H, Imai Y, Nakajo T, Daimaruya T, Sato A, Tachi M, Nunomura Y, Itagaki Y, Nishimura K, Kochi S, Igarashi K. Midfacial changes through anterior maxillary distraction osteogenesis in patients with cleft lip and palate. Journal of Craniofacial Surgery 2017;28(4):1057-1062. 本学で考案された骨延長法であるAMDOを唇顎口蓋裂患者に適用し、その優れた治療結果を報告しました。
  2. Tsuchiya S, Chiba M, Kishimoto KN, Nakamura H, Tsuchiya M, Hayashi H. Transfer of the bone morphogenetic protein 4 gene into rat periodontal ligament by in vivo electroporation. Archives of Oral Biology 2017;74:123-132. エレクトロポレーション法による、ラット歯根膜へのBMP-4遺伝子導入に成功しました。
  3. Takizawa A, Chiba M, Ota T, Yasuda M, Suzuki K, Kanemitsu T, Itoh T, Shinoda H, Igarashi K. The novel bisphosphonate disodium dihydrogen-4-[(methylthio)phenylthio] methanebisphosphonate increases bone mass in post-ovariectomy rats. Journal of Pharmacological Sciences 2016;131:37-50. 新しいビスフォスフォネートMPMBPに骨粗鬆症モデルラットの骨量を増加させる作用があることを明らかにしました。
  4. Nunome S, Kanetaka H, Kudo T, Endoh K, Hosoda H, Igarashi K. In vitro evaluation of biocompatibility of Ti–Mo–Sn–Zr superelastic alloy. Journal of Biomaterials Applications 2015;30(1):119-130. ニッケルを含まない新しい形状記憶合金を開発し、その高い生体適合性を証明しました。
  5. 5. Nishimura M, Sannohe M, Nagasaka H, Igarashi K, Sugawara J. Nonextraction treatment with temporary skeletal anchorage devices to correct a Class II division 2 malocclusion with excessive gingival display. American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics 2014;145:85-94. 複数の暫間的骨固定装置を用いて重度の過蓋咬合を伴う上顎前突症を小臼歯非抜歯にて治療しました。本論文は2015 CDABO Case Report of the Year Award(最優秀症例報告賞)を受賞しました。

分野問い合わせ

E-mail: kaoru.igarashi.a3*tohoku.ac.jp(*を@に変えてください。)
TEL:022-717-8379
FAX:022-717-8379

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