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災害歯科医療学実地研修
「大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業」
(文部科学省事業:平成23年度~平成27年度)

被災地に位置する総合大学として、震災対応を教育の1つのコンテンツとし、平成24年度(2012年度)より災害歯科医療学実地研修を行っています。実際に被災地に赴くことで、平時から災害に対する意識付けを行い、将来想定される大規模災害時に活躍しうる歯科医療人材の育成を目指しています。この研修会には本学教職員、学部学生、大学院生のみならず、付属歯科技工士学校学生、他大学の教職員や学生、また留学生も多く参加しているのが特徴です。被災地である南三陸町に赴き、現地で震災復興に携わった本学出身の歯科医師から、震災当時の活動の様子や、これまでの復興の歩みについて講義をしていただいています。震災から年月が経つにつれ当時の面影を残すものが少なくなっているため、当時の様子を映像で振り返りながら、映像にあったまさにその場所で現在の様子と比較し、震災の記憶を参加者の目と耳に訴えかけることで内容の充実を図っています。これらを通して、参加者が大規模災害時に歯科医療が果たすべき役割を検証し、災害時に対応し得る歯科医療人となることを期待しています。

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