分野紹介
国際歯科保健学分野は、平成16年度に我が国で初めて開設された講座です。
国内外の歯科医療、口腔保健の現状を国際的な視野から把握し、
ライフコースを通じた口腔保健の課題について学際領域との関わりも含めて研究をしています。
また、疫学についての知識と分析力を有し、公衆衛生に寄与できる人材を育成することを目的とした研究室です。
これまで国際感染症や介護保険の分野の活動を行ってきた小坂健が初代教授として平成17年7月に着任し、
学内の他の分野、行政機関などと連携を取りつつ研究・教育活動を進めていく予定です。
歯科保健を中心として国内外の幅広い保健医療活動に協力をしていきます。
本分野では、現在、大規模コホート調査や医療や介護に関するレセプト情報など、ヘルス・ビッグデータを分析し、人々の健康に寄与する新しい知見が得るための研究を行っています。
主な研究テーマ
- 保健医療・行政データを用いた保健医療の効果の評価に関する研究
- ビッグデータを用いた社会経済的な要因の健康に対する影響の疫学研究
- 口腔と全身の健康との関連についての研究