革新的食学拠点ミーティング

相互の研究シーズ・ニーズの紹介とマッチングを行い、部局・大学間の連携を推進、さらには共同研究プロジェクトの立ち上げを推進することを目的とし、東北大学大学院歯学研究科、同農学研究科、宮城大学の異分野3部局の合同で、年に3回、「革新的食学拠点ミーティング」を開催しております。

「革新的食学拠点ミーティング」では、「食学」の柱となる3つのセッション:「食品のテクスチャと口腔機能」、「食品と微生物」 、「食(栄養)と健康」での発表に加え、各セッションごとにファシリテーターをおき、グループセッションを行うことで、連携推進のさらなる加速を目指します。

1)令和3年度第1回・『革新的食学拠点』ミーティング(ポスター

  1. 開催日程:2021年4月15日(木)10:00-12:00
  2. 開催形式:オンライン形式
  3. 主催:歯学研究科

〈当日スケジュール〉

セッションⅠ:食品のテクスチャと口腔機能

  1. 食の喜びと口腔機能:服部佳功 教授(歯学研究科)
  2. ポリフェノールによるタンパク質ゲル状食品の物性改変:赤澤隆志助教(宮城大)

セッションⅡ:食品と微生物

  1. 細菌叢(マイクロバイオーム)を改善する食品成分の探索:大坪和香子 助教(農学研究科)
  2. 細菌の代謝をはかる:鷲尾純平 講師(歯学研究科)

セッションⅢ:食(栄養)と健康

  1. 多様な視点で捉える『食』と健康:栄養・口腔・食行動・食環境:草間太郎 助教(歯学研究科)
  2. 米糠発酵物による生活習慣病予防:白川仁 教授(農学研究科)

2)令和3年度第2回・『革新的食学拠点』ミーティング(ポスター

  1. 開催日程:2021年7月19日(月)10:00-12:00
  2. 開催形式:オンライン形式
  3. 主催:農学研究科

〈当日スケジュール〉

セッションⅠ:食品のテクスチャと口腔機能

  1. 食品の内部構造及び物性・テクスチャの制御:藤井智幸 教授(農学研究科)
  2. 味覚障害、口腔乾燥症へのアプローチ:庄司憲明 特命教授(東北大学病院)  

セッションⅡ:食品と微生物

  1. 糸状菌(カビ)の細胞表層構造の解析と応用展開:宮澤拳 研究員(国立感染症研究所・真菌部)・阿部敬悦 教授(農学研究科)
  2. 腸内環境の変化~寄生虫と腸内細菌と免疫系~:森本素子 教授(宮城大)

セッションⅢ:食(栄養)と健康

  1. 脂質酸化経路の解明と食学および歯学領域への応用:加藤俊治 助教・仲川清隆 教授(農学研究科)
  2. 口腔粘膜の免疫特性を利用したアレルゲン免疫療法-現状と課題-:菅原俊二 教授(歯学研究科)

3)令和3年度第3回・『革新的食学拠点』ミーティング(ポスター

  1. 開催日程:2021年9月21日(火)10:00-12:00
  2. 開催形式:オンライン形式
  3. 主催:宮城大学食産業学群

〈当日スケジュール〉

セッションⅠ:食品のテクスチャと口腔機能

  1. 食品のおいしさとヒトの認知の関係:坂井信之 教授(文学研究科)
  2. 食味性改善と低コスト化を目指した人工培養肉生産の技術開発:須田義人 教授(宮城大)

セッションⅡ:食品と微生物

  1. 乳酸菌の免疫調節作用-腸管T細胞制御への試み-:島津朋之 准教授(宮城大)
  2. 口腔内ビフィズス菌の糖代謝 -齲蝕との関連-:安彦友希 助教(歯学研究科)

セッションⅢ:食(栄養)と健康

  1. 音象徴から考える食と健康:元木康介 助教(宮城大)
  2. 食品分析における放射光利活用事例の紹介と展望:日髙將文 助教(農学研究科)